たりたり生活

映画を観るのが主な趣味。レビューを書いたり、日々の思ったこと書いたり、書きたいことを書いてます。

『キングスマン』〜エグジーはキングスマン!でいいんですかね?〜

初めまして!こんばんわ!

 

今回は日本で来年一月に公開になる『キングスマン:ゴールデン・サークル』の前作、『キングスマン』です!

 

 

*〜以下はネタバレがあります。観ていない方はお気をつけください〜

 

あらすじは、母子家庭でグレてるけどまぁそこまでワルじゃないよって感じのエグジーという青年が秘密裏に活動している独立諜報機関キングスマンを目指す!という話。  このキングスマンを目指すよう促したのがハリー。見た目も仕草もめちゃくちゃ紳士!   そんなハリーを見てキングスマンになってやろうじゃねぇか!と意気込むエグジー。

 

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そして、私が思うキングスマンの見所のひとつ、それは…!

 

上の画像から分かりますでしょうか…。ハリー(左)とエグジー(右)の後ろにズラリと並ぶもの…!!  

 

これは普通の革靴やサングラスに見える、それはそれはかっこいい武器なんです!!

 

   革靴は踵を叩くとつま先から刃がシャキン!とでたり、一見ライターに見えるものは実は手榴弾だったりと見た目のかっこよさを裏切らない武器たち!     

もうね、私が欲しい。その武器、私買います!って感じです。深夜のテレビ通販なんかやってたら、危うく買っちゃうレベルです。

まぁ私なんかが持っててもきっと手榴弾誤爆して終わるんでしょうけども。

 

そして画像の武器が納められてる場所、実は、仕立て屋なんです。

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外観もスーツ屋さん、中もスーツ屋さんです。ですが、試着室に入ってある仕掛けを押すと………仕立て屋から一転してズラリと武器の並ぶ独立諜報機関キングスマンに!!

ここのシーンもものすっごくかっこいいです。

キングスマンは全体的にかっこよさが散りばめられてますね。

 

 

 

でも思ったんですよね、なんでこいつら独立してんのにそんな金あんだろうと、、、。なんせ"独立"諜報機関ですからね!

 

どうやら1849年以降、仕立て屋の顧客は強大な権力者たちだったようです。そしてそこから第一次世界大戦が始まり、多くの跡継ぎがそこで亡くなり、多額の遺産が宙に浮いたんです。

そこで!!

権力者は世界平和を願い、その資産を善行に役立てると決心します。

そこからこの仕立て屋の"副業"が始まるわけです……。

 

 

 

いやいやいや

副業危なすぎない?

 

仕立て屋の優しそうなじいちゃんが心配になるレベルで危ないですよ。しかも副業のが動いてる金は大きいだろうからもう本業レベル。

 

あとそれと同時に思いましたこんなこと。

権力者めっちゃいいやつ多いじゃーん!

 

だって普通権力者っていったらねぇ?金に物言わすような、世界平和ってか自分の財力が一番って思ってるような、そんな精神しか基本見受けられないって私自身思ってるもんで。

この副業の成り立ち聞いたときは割りかし驚きましたよ。

 

ちなみにもし私だったらユニセフ募金とかしちゃいますけどね。多額の募金をありがとう!なんて言われちゃったりして、子供達から感謝の絵が送られてきちゃったりしてね。どうでもいいですね。

いや〜それにしてもイギリスの貴族ってすごいよな〜資産で諜報機関作っちゃうんだもんな〜

(あくまでフィクション上の話ですがね!)

 

話は戻りますが、エグジーが目指してるキングスマンて、そんな簡単になれるもんじゃないんです。

優秀な選び抜かれた者だけがなれる!

そしてそれはたった1人! 

そんなわけで訓練が始まり、試験官に一匹ずつ子犬を選び、しつけをして育てろと命を受け、皆選んだわけですよ。

 

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ここでエグジーなんておちゃめなんでしょうか。数ある子犬のなかでも小さいパグを選択!!(赤の矢印がエグジーです。)

 

横のやつにガン見されてんじゃねぇか。大丈夫かエグジー。

どうやらブルドッグと間違えたようです…かわいらしいですね…。

 

ここまで説明してると、エグジーって大丈夫なの?キングスマンなれるの?なんて心配にもなってきますが、

 

エグジー、元々のポテンシャルがお高い

 

そもそも彼のお父さんはキングスマンでした。(成りたてのようでしたが)

 

その血を受け継ぐかのように、小学生までは成績優秀で、体操競技では、少年部門で二年連続一位。オリンピックも期待されていたんだとかなんだとか。

エグジー、持ってるもんは持ってるんですね。

 

沢山いた候補生の中で生き残るエグジー。

 

最後の最後でやらかします。

 

やらかす、と言っても、最後の試験は育てた犬を銃で撃てとの命令でエグジー はここでできないと断念………。

そこでキングスマンになれたのは女性のロクサー。彼女は命令通りに犬を撃ったのです。  

女は時に強かですねぇ……

 

試験に合格できなかったエグジーは帰れ帰れと言われてしょんぼりパクったタクシーで帰宅…  

 

のはずが!

 

ハリーが敵にやられて急遽エグジーがキングスマンとして任務を実行することに!

 

ちなみに敵はリッチモンドヴァレンタインという富者。   彼は人口が多すぎて、地球に優しくないと考え、だったら人口減らせばいいじゃん!なんてことを思い付きます。

彼がやることは権力者以外の多くの一般人に殺し合いをさせること。

 

それを止めるために向かったハリーがまさかの逆に殺されてしまいます!

ここが衝撃的。結構アッサリやられるもんだから、絶対生きてると思ったんですよ。

最後の最後に、「ハロー、エグジー」なんつって出てくると思ったんですよ。

 

待てど暮らせどまぁ出てこない。

 

結果的にはこの作品には出てこなかったけど、次回作では出てくることになっているようですね。   

それを知るまでは結構わたし的にモヤモヤする部分がありました。ハリーがもしかしたら生きてるかも!とか、確実に死んだ、などとハリーの死については余り語ってる部分が多くありませんでしたから。

 

それからもやもやすることがもう一つ!

 

結局エグジー、キングスマンになったの?

 

試験には間違いなく落ちたエグジーだが、リッチモンドヴァレンタインを倒すとき、キングスマンとして動いていたのも確か。

 

そもそもなんでキングスマンとして動いたかというと、キングスマンの一番偉いアーサーという男がリッチモンドに寝返って、

 

もう誰を信じていいやら………よしこい!エグジー!!

 

こんな流れでした。

 

まぁそんなことがはっきりしてなくても楽しめる映画です!

やはり一番はアクションシーン!

 

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銃だけではない体術も織り込まれた眼を見張るアクションです!  

敵の攻撃も寸前で交わししたり、いなしたりとひとつひとつの動作がいちいちかっこいいのが『キングスマン』です!

 

 

観たことない方にもグロいのが割と平気であれば観ていただきたいですし、一度観た方でも何度でも楽しめる映画だなと思いました!

 

ここまでご覧頂きありがとうございました!